Zoomでウェビナー|Web会議ツールを徹底解説!

Zoomでウェビナー|Web会議ツールを徹底解説!

更新

新型コロナウイルス(COVID-19)の流行による外出自粛、それに伴う在宅勤務などで、web会議ツール・オンライン会議サービスの利用機会が増加しています。
なかでもZoom(Zoom Video Communications, Inc.)はコロナ禍で爆発的に普及したweb会議ツールの一つです。

Zoomの普及と同時に「ウェビナー」や「オンラインミーティング」といった単語も良く目にするようになりましたが、両者の違いとZoomの特性を正しく理解することで、より便利に利用可能です。

そこで今回は、Zoomを用いたウェビナーについて詳しく説明いたします。

そもそも「Zoom」とは

Zoomとは、いつ、どこでも、PC、スマートフォン、タブレット、などで利用でき、複数人での同時参加が可能な「ビデオ・WEB会議アプリ」です。

Zoomは、Skypeなどの他のWEB会議アプリと比べると、「高水準な接続安定性」や、事前準備として、主催者からのURL通知をクリックすると自動的にZoomが起動して、簡単に会議に参加できるなど「参加するための敷居の低さ」が特徴です。また Zoom は、YouTube 、その他 SNS のストリーミング配信、などと比較するとプライベートな配信を行うことができ、既存の会員向けにレッスンを行う場合におすすめです。

無料プランの場合でも、レッスン自体の時間制限を除き、必須な機能はほぼ全てご利用いただけます。
※ 3 人以上の連続通話は 40 分まで

なお、以下はZoomでオンラインレッスンを行う際のイメージ図です。

Zoomウェビナーとは

Zoomウェビナーとは、web会議ツール「Zoom」を介して、オンライン上で講演やセミナーを行える機能です。

ウェビナー形式は、基本的にホスト(発信者)側がゲスト(参加者)側に向かって情報発信します。
ライブ中継やセミナー、会社説明会などでよく利用されます。

RESERVA blog 編集部にて作成

ウェビナーのイメージとしてはオンライン上のバーチャルなホールや公会堂・劇場が挙げられます。

壇上に立つ少数の情報発信者(講演者など)と多数の聴講者(または観客)の関係がオンライン上で展開されるのがウェビナーです。
つまり、情報の送り手と受け手の役割が明確に分かれている形式ともいえます。

ただし、現実の講演で聴講者がマイクを渡されて壇上の人物に質問するケースがあるように、オンライン上でもそのような機会は発生します。
Zoomウェビナーでは、ゲスト側からホスト側に向かって発信する手段も用意しています。
下記で詳しくご紹介いたします。

Zoomウェビナーの機能

質問機能

ゲスト側からホスト側に質問がある際に便利な機能です。

質問者はテキストで疑問に思った点をテキストで送信し、
ホストは音声/テキストを選択のうえ回答します。

回答形式が選択できることで、参加者数の規模や催しの質に応じて柔軟に対応可能です。

詳細はこちらからご確認ください。

挙手機能

セミナーや講義で、壇上の人物(教授など)が参加者(生徒など)に向かって手を挙げさせる場面がありますが、Zoomならオンライン上でもそれが可能です。

利用方法はいたって簡単で、ゲストが「手を挙げる」ボタンを押すと、ホスト側の画面に通知が来ます。
誰が挙手したのかも表示されるため、通信チェックにも利用できます。

ちなみに手を挙げられるのはゲストのみで、ホスト側が手を挙げる機能はありません。

Zoomの挙手機能は「手を挙げる」ボタンを押すだけで利用可能ですが、デスクトップ版のZoomにはショートカットが用意されているためこちらで紹介します。

手を挙げる/手を降ろす
WindowsAlt + Y
Macoption + Y

ライブ配信機能

開催中のウェビナーをYouTubeなどで配信する機能です。
ライブ配信機能を利用すると、多くの視聴者にアピール可能で、潜在顧客の取り込みや広告手段の一つとしてご活用いただけます。

ライブ配信機能はYouTubeだけでなく多くのプラットフォームと連携させることが可能です。

Zoomでライブ配信可能なプラットフォームFacebook,YouTube,Workplace by Facebook,Custom Streaming Service

投票機能

投票機能は、ホスト側でアンケート内容を設定し、ゲストに答えてもらう機能です。アンケートと言い換えたほうが分かりやすいかもしれません。
現実のセミナーでも、参加者全員にアンケート用紙が配布され、その場で記入のうえ提出してから退出する場合がありますが、投票機能はそれのオンライン版です。

投票項目(アンケート項目)は、選択形式/記述形式のどちらも選択可能です。

詳細はこちらからご確認ください。


今回はZoomウェビナーの概要や機能について解説いたしました。
コロナウイルスの影響で企業ごとに出社制限が設けられるなど、まだまだ予断を許さない状況である昨今。
Web会議ツールの利用方法やオンライン上で何ができるのかを正しく理解し、快適な仕事環境を作っていきましょう。

別記事:オンラインレッスンの始め方【Zoom編】 ~予約受付からレッスン開始までを徹底解説~
別記事:Web会議ツール「Zoom」でオンラインミーティング|Zoomミーティングを徹底解説!

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