9年連続「住みたい田舎」ランキングベスト3|「暮らしやすさ」を支える大分県豊後高田市の政策を紹介

9年連続「住みたい田舎」ランキングベスト3|「暮らしやすさ」を支える大分県豊後高田市の政策を紹介

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豊後高田市は、宝島社が発行する『田舎暮らしの本』(2021年2月号)で発表された「2021年版 住みたい田舎ベストランキング」において、人口10万人未満の「小さな市」における、全部門(総合・若者世代・子育て世代・シニア世代)で全国第1位を獲得しました。

豊後高田市は第1回のランキングで1位に選ばれており、全国で唯一「9年連続ベスト3以内」を達成しています!

画像引用元:豊後高田市ホームページより

大分県豊後高田市では、2011年から定住人口の増加を目指して、移住者を支援する取り組みを実施しています。今回は、豊後高田市独自の地方創生政策を取り上げて、「住みたい田舎」として高い評価を受けるその秘訣について解説します。

豊後高田市の基本情報

人口 2万2379人
面積 206.24km²
公式ホームページ https://www.city.bungotakada.oita.jp/
市役所住所 〒879-0621 大分県豊後高田市是永町39-3
主な観光地 駄菓子屋の夢博物館真玉海岸富貴寺田染荘荘など
本社を置く企業 ヤクルトヘルスフーズ株式会社佐々木食品工業株式会社など

豊後高田市は、2005年3月31日に豊後高田市・真玉町・香々地町の1市2町が合併し、現在の「豊後高田市」が発足しました。国東半島の北西部に位置し、大分市まで約60km、北九州市まで約90km離れた地域です。

豊後高田市では、国の地方創生に先駆けて、2011年から「人口増加」を目指し、交流人口の拡大、定住促進施策などの充実を図ってきました。その結果、UIJターンの増加や転出者数の減少といった成果が表れ、10年間で合計586人の「社会増(転入者が転出者を上回る状況)」を達成しました。

 

地方創生への取り組み

豊かな観光資源を活かしたグランピング事業

多くの移住希望者が移住先を考える際に考慮するのが、市の自然環境や観光資源です。豊後高田市には、両子山や西叡山などの山々、域内に広がる自然公園、海岸部や集落の景観などの自然遺産と、仏教文化が残る史跡、昭和30年代の活気を再現した「昭和の町」などの歴史的な観光地が集まっており、これらは市の重要な地域資源となっています。

中でも国東半島の先端から海に向かって突き出している「長崎鼻」は、美しい海とともに、四季折々の花々のほかオノ・ヨーコ氏やチェ・ジョンファ氏などの有名なアート作品も楽しめる人気のスポットです。

長崎鼻には、キャンプ場施設があり、心地よい海風を感じながらBBQを楽しめます。敷地内にあるキャンピングカーでの宿泊は、1日10組限定で、ビーチからわずか徒歩10秒の場所に設置されています。日中はマリンスポーツを楽しみ、日没時には水平線に沈む夕日を眺め、夜には星空を堪能するなど、優雅な日常を過ごせる人気の施設となっています。

全国トップレベルの子育て支援

豊後高田市では、「地域の活力は人」をモットーに、全国トップレベルの「本気の子育て支援」を目指しています。

豊後高田市の子育て支援・学習サポート例
・保育園・幼稚園・小学校・中学校の給食費を無料化
・保育園・幼稚園の授業料を無料化
・高校生までの医療費を無料化
・子育て応援誕生祝い金で最大100万円を支給
・市内の全小・中学校へタブレット端末を整備

他にも住民が講師となって子どもの学習をサポートする市営の無料塾「学びの21世紀塾」や、子育て中の親子が自由に集まって交流もできる「子育て支援拠点施設」も設置しています。豊後高田市では、財源確保としてふるさと納税を活用し、地元の特産品を集めた返礼品を充実させるだけではなく、使い道を子育て支援に限定することを事前に提示することで、賛同を集めています。

空き家バンク事業

豊後高田市では、市内にある空き家の有効利用を進めるために、「空き家バンク事業」を実施しています。これは、空き家を所有する人が事前に物件を登録し、UIJターンを通じて定住を希望する人に向けて、空き家の情報提供を行うサービスです。

市の調べによると、2020年度の1年間で豊後高田市に移住した141世帯のうち、およそ4割54世帯が、空き家バンクを利用しています。また、空き家バンクで購入した物件のリフォーム費用を補助する奨励金もあり、初めて豊後高田市に住む人におすすめのサービスです。

新規就農支援

豊後高田市では、移住してきた人たちに対して様々な就労支援・起業支援を行っています。その1つが新規就農支援です。新たに農業経営を始めたい人に対して、体験から技術の習得、経営安定までサポートしています。

1~2年におよぶ受講期間は、受講料が無料で、必要経費も一部援助されます。就農支援の工程には、2泊3日の作業体験や、栽培技術を学べる「アグリチャレンジスクール」、継続指導などがあり、市が認定した先進農家がサポーターとしてアドバイスをします。近年、実際に農業を始める人に向けた「新規就農バスツアー」も開催し、市内外から注目を集めています。

田舎暮らし体験プログラム

豊後高田市では、県外に在住で、中学生以下の子どもを抱える世帯に向けて、「田舎暮らし体験プログラム」を提供しています。参加費用は無料で、民泊に宿泊し、ニーズに合わせて学校や空き家の見学も行います。移住する前に地元住民と交流を深め、アクセスなど不自由なく暮らせるかを自らで確かめられるため、人気のプログラムとなっています。近年では「お試し移住」「空き家見学プログラム」などが定期開催されており、Zoomで移住相談するなど形式を変えた説明会も実施しています。

地方創生事業におけるRESERVAの活用

今回紹介した体験ツアーやグランピングなどの地方創生事業において、必要不可欠となるのが予約システムです。当社が提供する予約受付システムRESERVA(https://reserva.be/は、17万の事業者・官公庁に導⼊されている国内最⼤級のSaaS型予約システムであり、人口20万人を超える規模の自治体のほか、人口5万人以下の小規模な市町村でも導入実績があります。

予約システムRESERVAの概要はこちら

地方創生事業への導入事例(各項目概要ページにアクセスできます)

自治体主催の町おこしイベント予約
グランピングの予約
宿泊施設の予約
観光ガイド・ツアーの予約

まとめ

今回は、大分県豊後高田市における地方創生の取り組みについて紹介しました。人口わずか2万人の小さな市町村ながら、独自の補助金制度や移住者を支援するプログラムを整え、県外からの転入者を増やし続けています。地方創生政策を通して、「将来を見据えた持続可能なまち」を作っていくためには、観光資源を充実させるだけではなく、「暮らしやすい環境」も整備することが大切です。コロナ禍で、生活様式が大きく変化している今こそ、改めて地方創生について考える機会を検討してみてはいかがでしょうか。

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