オンライン処方箋予約で薬局が変わる?メリット・デメリットを詳しく解説!

オンライン処方箋予約で薬局が変わる?メリット・デメリットを詳しく解説!

新型コロナウイルスの影響もあり、オンライン処方箋の導入が進んでいます。
処方箋をオンラインでやり取りすることで人の出入りを最小限に抑えられ、新型コロナウイルスの感染防止につながるからです。
また、医療機関と薬局が簡単に情報を共有できるため、医薬品の相互作用や患者のアレルギー情報の管理、災害時に手術歴や服用している薬をほかの医療機関で閲覧できるなど、様々なメリットが期待されています。

この記事では、厚生労働省の「電子処方箋の運用ガイドライン」をもとにオンライン処方箋予約のメリット・デメリットや活用事例などについて詳しく解説します。

コロナ禍で変わる調剤薬局

現在、全国の調剤薬局数は約59,000店に上り、コンビニエンスストアの約56,000店よりも多い店舗数となっています(2017年度末時点)。
しかし調剤薬局もほかの業界同様、新型コロナウイルスの影響によって訪れる人数が減り、今までにないほどの経営打撃を受けています。
公益財団法人日本薬剤師会の「日本薬剤師会 新型コロナウイルス感染症による薬局経営への影響について」によると、2020年5月の処方箋受付回数は前年の5月に比べて20%以上も減少していることがわかりました。

そのため、調剤薬局は患者が家にいても処方箋を発行でき、薬を届けられるシステムを作ることが必要となりました。

これまでの処方箋

今まで調剤薬局、医療機関では紙の処方箋を使用していました。
医療機関にて発行された処方箋を患者自ら調剤薬局に持参することで薬を受け取ります。
しかしコロナウイルスの影響で患者をなるべく移動させない処方箋のやり取りを考えなければなりませんでした。

まず、調剤薬局ではFAXを使って医療機関と処方箋のやり取りをすることで、調剤薬局に来られない患者でも薬を受け取れるような仕組みを作りました。
しかしFAXを使った処方箋にはタイムラグの発生や、送信された処方箋の管理が大変であるという問題が出てきました。

そこでスマートフォンやPCを使って処方箋の受付、受取予約ができる「オンライン処方箋予約」が導入され始めています。

オンライン処方箋予約とは?

オンライン処方箋予約とは、これまで紙を使って管理していた処方箋をオンラインのデータで管理し、患者が好きな時間に自宅や薬局で薬を受け取れるサービスのことです。
オンライン処方箋予約には、処方箋に加えて診療や服薬指導をオンラインで実施しているものもあります。
このオンライン処方箋予約を使うことで調剤薬局や医療機関に訪れることなく薬を受け取れるようになってきています。

オンライン診療・オンライン処方箋予約のメリット

どこでも好きな時に薬が受け取れる

オンライン処方箋予約では、薬の受け取りの事前予約が可能です。
そのため、自宅や外出先に近い調剤薬局を選択し、時間を設定すれば、時間の有効活用につながります。

また、診療や服薬指導もできる予約システムを使用すると、診療や服薬指導が自宅でも受けられるので受診と指導の継続率が上がります。結果、残薬の解消や薬の飲み間違いを防げるため、医療機関や調剤薬局にとってもメリットがあるといえます。

医療機関や調剤薬局内での感染防止

様々な病気をもつ患者が集まる病院・薬局には、感染の原因となる細菌やウイルスも数多く存在しています。高齢者や免疫力の低下している患者は、感染症に罹患するリスクも高いため、特に注意が必要です。
そこでオンライン処方箋予約を利用することにより自宅で薬の受け取りや服薬指導が受けられるので、感染リスクの軽減にもつながります。
現在強化しなければならない新型コロナウイルスの感染拡大の防止にも最適といえます。

災害時などにおける患者情報の伝達がかんたん

災害時や救急医療の際に、患者がいつも服用している薬や手術歴をかんたんに知ることが可能です
紙の処方箋やお薬手帳は災害時などに持ち出しにくいため、服用している薬の名前がわからず、同じ薬が手に入りにくいです。
しかしオンライン処方箋予約と連携した電子お薬手帳を利用すると、スマートフォンがあれば正確な薬の情報がわかり、同じ薬がすぐに手に入ります。

また、患者の情報伝達がかんたんになると、かかりつけの医療機関や薬局を変更する場合にも役に立ちます。
生活習慣病などの長期にわたって治療が必要な病気では生活環境の変化などにより医療機関や薬局を変更する場合があります。
その際、すぐに情報を伝えられるので途切れることなく診療を受け続けられます。

通院負担の軽減

交通アクセスの悪い地域では、患者の高齢化や介助者の不足を背景に、医療機関への通院が困難なケースも増えつつあります。
移動や待ち時間などの負担を減らすためにも、オンライン処方箋やオンライン診療などは非常に有効です。

また、医療資源の乏しい地域や離島であっても、専門スキルを有する薬剤師のフォローを受けられることも利点となるでしょう。

オンライン診療・オンライン処方箋予約のデメリット

オンラインでのやり取りに限界

今までの対面による診療や服薬指導とは異なり、テレビ電話などを用いたオンライン診療、オンライン服薬指導では、医師や薬剤師が受け取れる情報に限りがあります
画面越しでは患者の表情や細かな変化に気づくことが難しいだけでなく、検査値やお薬手帳のデータを受け取れないこともあります。
さらに、触診や聴診などが不可能なため、正確な診療ができない場合もあります。
また、服薬指導においては、吸入器や自己注射器など複雑な操作が必要な医薬品はオンラインでの指導は難しい場面が出てきます。

患者の通信環境やIT知識によっては実施できない

オンライン診療やオンライン処方箋予約はインターネットを通じてテレビ電話などで行います。
そのため、患者によっては通信環境が悪かったり、スマートフォンアプリの操作方法に不安だったりする場合、うまく診療や予約ができないことがあります。

また、オンライン処方箋には、紙の処方箋と同様に個人情報が記載されています。
スマートフォンやタブレットの操作に慣れていない患者の場合、その患者の個人情報が漏れてしまう可能性もあるため、注意が必要です。

薬の配送における問題点

オンライン処方箋予約では自宅で薬を受け取ることが可能です。
しかし調剤薬局にとっては薬の配送料がかかることや、配送にタイムラグがありすぐに薬の処方を開始できないなどの問題点が発生します。

また、薬によっては温度や湿度など配送時の品質管理がデリケートなものもあり、今後の課題になっています。

デメリットの解決案

オンライン処方箋にはいくつかの問題点があることがわかりました。
しかし、次のようにすることで、ある程度問題点を解決できます。

・病気の深刻さによって診療の手法を変える
・家族に手伝ってもらう
・オンライン処方箋の説明をよく行う

オンライン診療では、医師や薬剤師が受け取れる情報に限りがあります。
そのため、最初のオンライン診察の結果、オンラインで診療を継続するか、対面でより正確な診療を行うかを判断することが望ましいです。

服薬指導や個人情報管理の問題は、家族に手伝ってもらうことで解決できます。
家族と一緒にオンライン服薬指導などを利用することで服薬を手伝う人ができ、さらに患者家族の病気への理解にもつながります。
家族が個人情報の管理をすれば、患者も安心して薬を受け取れます。

また、オンライン処方箋の説明をよく行うことも重要です。
紙の処方箋と同じように大切な情報が載っていることを患者に理解してもらうことで、今まで以上に処方箋の情報を大切に扱うことを促せます。
薬がすぐに届かないことや、その対応などを一緒に伝えることで、患者の不安を少しでも減らせます。

オンライン処方箋予約の導入事例

一般社団法人ウェルケア Ai Medical Clinic Ginza

一般社団法人ウェルケア Ai Medical Clinic Ginzaでは、診療から薬の処方までオンラインで行えるCLINICS(クリニクス)を導入しています。

ウェルケアでは初診からオンラインで診療を行い、通院することなく治療を受けたり薬を受け取れたりできる体制が整っています。
また、慢性的な疾患で受診される患者も、コロナウイルス感染を予防する必要性が高ければ、再診時にはオンライン診療・電話診療を受けることが可能です。

スギ薬局

スギ薬局の多くの店舗で、EPARK(イーパーク)くすりの窓口が導入されています。

スギ薬局ではオンラインで処方箋の受付予約をすることで、待ち時間が平均で9分短縮されました。
オンライン受付時に患者の必要な医薬品の在庫が無い場合でも、患者のご都合に応じ近隣のスギ薬局のグループ薬局から薬を取り揃えるなど迅速な対応が可能です。
スギ薬局はオンラインによる事前受付と大きなグループを最大限活用し、より便利な薬局になっています。

オンライン処方箋予約もRESERVA予約システムで!

オンライン処方箋予約においても、当社のRESERVA予約システムがご利用いただけます。
以下では、RESERVA予約システムがオンライン処方箋予約でも選ばれる理由をお伝えします。

選べる料金プラン-無料から充実プランまで-

RESERVA予約システムでは、主に5つの料金プランをご提供しています。

すべての事業者様が、完全無料から予約システムをご利用いただけます。
他にも、顧客人数が多い医療機関や処方箋受付に向けて、最上位のエンタープライズプランよりもさらに多い人数の顧客管理ができるプランもご用意できます。

万全なセキュリティ対策

処方箋予約の管理を行う上で重要な要素の1つとなるのが、“セキュリティ対策”。RESERVA予約システムでは、顧客情報の情報漏洩を防ぐため、

サブ管理者の設定
・SSL対応(安全な情報送信)
IPアドレス制限(管理画面)
不正ログインロック

などの機能があります。
患者の個人情報の保護を徹底できるため、安心して処方箋や個人情報の管理ができます。

見やすい&使いやすいデザイン

RESERVAの予約サイトはシンプルでかつ見やすいデザインのため、初心者でも安心してきれいな予約サイトを作成できます。また、予約サイト内の文言やカラーの選択、トップ画像・ロゴ挿入で、自社オリジナルの予約サイトに仕上げることも可能です。

他にもRESERVA予約システムには様々な利点があります。
RESERVA予約システムがなぜおすすめなのか、もっと知りたいという方は

で詳しくご覧いただけます。

RESERVA予約システムの医療機関・調剤薬局での利用例

医療機関・調剤薬局でのRESERVA予約システムの機能の利用例をいくつかご紹介します。

予約管理カレンダーの活用

予約カレンダーを活用するメリットには

・予約情報がひと目で把握できる
・急なキャンセルの電話に対応できる
・メニュー変更の問い合わせにも対応できる

などがあげられます。
医療機関や調剤薬局など、多くの予約受付が必要な予約システムにおすすめの機能です。

また、予約カレンダーはGoogleカレンダーとの連携が可能です。
この機能をご利用いただくと、予約カレンダーの予定とGoogleカレンダーの予定を同時に把握できるため、予定の重複を防止できます。
さらに、予約カレンダーの情報をほかの媒体に書き出す手間も削減できます。

詳しくは下記記事をご覧ください。
予約管理カレンダーを徹底解説!【RESERVA機能紹介】

シンプルアンケートで相談内容を把握

医療機関・調剤薬局をご利用の方の中には、薬の飲み合わせや気になる身体の不調などを相談したいという方がいるでしょう。
相談の予約の際に「シンプルアンケート機能」を活用すると、患者が予約する際に簡単なアンケートが取れます。
前もって患者の相談内容を把握できるため、相談への迅速な対応が可能になります。

詳しくは下記記事をご覧ください。
予約時にシンプルアンケートに答えてもらおう【RESERVA機能紹介】


このように、医療機関・調剤薬局でもRESERVA予約システムを利用することで予約の自動化ができ、受付業務のシステム化が図れます。
医療機関では受付の時間が減り、来院から診察までの時間が短縮されます。
調剤薬局では処方箋の受付を予約制にすることにより、来店してすぐに受付できるため、処方箋受付の待ち時間を短縮できます。

オンライン診療や調剤薬局の予約システムはサンプルサイト、予約システム作成ページがあります。
さらに、オンライン診療にはダウンロード案内資料も用意しています。
RESERVA予約システムに興味をもっていただけた医療機関・調剤薬局の事業者様はぜひご覧ください。

RESERVA予約システムは完全無料のフリープランから提供しているので、導入を検討している事業者様はぜひ一度お試しください。

予約システムで、ビジネスを効率化

RESERVA予約は、無料の予約システム。健康診断、貸し会議室、ヨガ教室、スクール、イベント、スタジオ、ホワイトニング、歯科、クリニック、ホテル、宿泊施設などの予約受付に最適。官公庁や地方自治体での導入実績が豊富な予約管理システムです。