お店のプロフィール、きちんと書けていますか?|”PR TIMES”から学ぶ筆記術

お店のプロフィール、きちんと書けていますか?|”PR TIMES”から学ぶ筆記術

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あなたのお店の紹介文(プロフィール)、は十分にお店の魅力を「紹介」できていますか?

どんなにサービスやクオリティに自信があっても、紹介文はどこかで必要になってくるはずです。

たとえば、お店の販促物(チラシ、看板等)やホームページ、SNSアカウント運営など、どの媒体にも共通して、「紹介文」というものが必要になってきます。

プロフィールを書くのは、簡単そうに見えて、実は難しいものです。世の中にライターのお仕事があるのは、「書く」ことが誰もができる簡単なことではないからです。

この記事では、お店のプロフィールを効果的に書き表す方法と、その参考となる“PRTIMES”という企業情報配信サービスについて解説をします。

PRTIMESとは

参照元:PRTIMESホームページ(2020年9月4日)

2007年サービス開始。企業や官公庁が情報配信を広く配信するサービス。国内シェアNo.1、月間1万本を超えるプレスリリース、5,200万PV(閲覧数)が集まるプラットフォーム。これまで企業サイト内のプレスリリースでは世間に広く情報が行き渡らなかったことがPRTIMESというサイトで集約され、さまざまな人に閲覧されることができる。

PRTIMES上で配信された情報は、Googleアラート(自分の興味あるキーワードに関するニュース、記事、情報を収集してくれるサービス)などでも、表示されるため多くの閲覧数が期待されます。

PRTIMESを読み解く

まずは、PRTIMESのサイトを見てみましょう。PRTIMES【公式】

参照元:PRTIMES公式ページ

一見ニュースサイトのような配置ですが、それぞれのコンテンツには、会社名とタイトルが見出しされているのが分かると思います。

各社リリースはカテゴリ分けされていますので、お店に該当する、またはご興味のカテゴリにあるリリースをご覧いただき、各社がどのような書き出し、強調、写真の投稿、情報提供(遷移先URL)をしているか、参考にしてください。

PRTIMESへ興味関心が高まり、実際にPRTIMESでプレスリリースを出してみたいと考える人は、同サイト、料金プランにてご検討ください。

RESERVA予約サイトの効果的な見せ方

リリースを掲載の際は貴社ホームページ、RESERVA予約サイトへの「導線」を設けることを忘れずに行いましょう。以前別記事「SNSアカウントで効果が出せず「くじけそうになったときに」読むブログ|店舗運営の復活術9選」で解説した “AIDMA(アイドマ) “というマーケティング術、

  • Attention:注目
  • Interest:興味を持つ
  • Desire:欲しいという欲求
  • Memory:記憶
  • Action:購買行動

この原則に則り、プレスリリースで興味関心(Attention,Interest)を惹き、購買行動(来店)に導くために、「導線」をしっかり敷くことがカギです。予約サイトのURLは、

  1. 冒頭文(サービス紹介)
  2. 住所、料金、特記事項
  3. RESERVA予約サイトURL

この構成と順序でリリースすることで、効果的な導入を敷くことができるでしょう。あくまでRESERVA予約サイトURLは文章内の最後に置き、AIDMAを意識した文構成を意識しましょう。

お店のプロフィールを書くうえで気にかけること

プロフィールの長さ

お店の紹介文をどこに、何文字で載せるかによって、情報の取捨選択が必要です。

たとえば、ホームページのスキマ、たった15文字以内で、お店の魅力を伝えるとしたら、どんなことばが思いつきますでしょうか?

Let’s Try
15文字以内でお店のキャッチコピーを作ってみてください。

この限られた文字数の中でお店の良さを伝えるのは、キャッチコピー、いわゆるコピーライターの仕事になります。しかし、お店のことを一番に理解し、熱意をもっているのは、あなた自身です。時間をかけてこの作業に取り組んでみてください。

また、100字かそれ以上の文字数に余裕がある場合には、まずは5W2Hを意識するようにしましょう。

大切な基本情報”5W2H”

学生時代の英語の授業で聞き覚えある方も多いかと思いますが、5W2Hとは、

  • What・・・何
  • When・・・いつ
  • Where・・・どこ
  • Who・・・だれ
  • Why・・・なぜ
  • How・・・どのように
  • How much・・・いくら

を意味しています。

お店のサービスを世に広めたいためには、

  • What・・・「何」のサービス?
  • When・・・「いつ」提供される?
  • Where・・・「どこ」で提供される?
  • Who・・・「だれ」が対象?
  • Why・・・「なぜ」キャンペーンがある?
  • How・・・「どのように」手に入れられる?
  • How much・・・サービスの値段は「いくら」か

意外とこれらの情報が不足しがちですので、気を付けてください。

誰に知ってほしいのか

たとえば、エステサロンのプロフィール文章として以下を例に挙げます。
実際には存在しません。

RESERVA blog 編集部 にて作成

このプロフィール文で修正すべき点はいくつ見つけられますでしょうか。例えば以下のようなことが挙げられます。

  • プロフィールで伝えたいことが点在している(キャンペーン?新規出店?男性向けエステ?)
  • 冒頭のキャッチコピー「ラグジュアリーなひとときを、都心生活で疲れたあなたに」が本文内容と一致していない
  • 店舗情報は詳細を記載しないか、URLへの導線で絞るのか
  • 5W2Hが要所で抜けており、AIDMAの行動に導けていない
  • デザインはチラシ?ホームページ?PR手法が定まっておらずダラダラと書きたいことが並んでいる

このような見方で、すでに作成されたお店の紹介プロフィール、広告文などを見直してみてください。

またこのプロフィール文における大きな欠陥は、「誰に向けた文章か」が定まっていないことです。

ターゲットとなるお客様は、

  • 新規?既存?
  • 男性?女性?
  • エリアは都内?郊外?

このあたりがはっきりしないと、だれにも響かないものになってしまいます。

何を知ってほしいのか

お店のプロフィールをSNSプロフィールの200字以内にまとめるとなった場合、書くべき情報は、

サービス内容>所在地>詳細リンク先URL>店舗特徴>キャッチコピー(ポリシー)

この優先度を参考にいただければと思います。「プロフィール」となると創業年、事業内容、沿革、代表者コメント、などホームページにありがちな情報が並んでしまうが、これでは自己紹介ができても、魅力的な「PR」ができていません。

どの媒体で、何文字で、だれに、何を伝えるべきかを推敲しながら、お店のプロフィール作りに励んでください。

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